先生、『Master
of Epic』では、自分のキャラクターはどんなふうに強くなって いくんですか? |
お、いきなり本題に入ったな? ムダ話は許さん、という雰囲気じゃな! だが焦ってはいかんぞ。 そもそもロールプレイングゲームというものは・・・。 |
早く教えてください、テクテス先生! わたし、少しでも早く強くなりたいんです。 |
・・・お前をそんな子に育てた覚えはないぞ! |
え? わたし、もともと先生に育てられてないんですが・・・。 |
いや、すまん。ただ言いたかっただけじゃ。 成長を急ぐ気持ちも分かるが、もっと、こう、ゆったりとプレイして欲しいのじゃ。 その世界の住人としてな。 |
でも、強いに越したことはないんじゃないですか? |
むむう。まだ食い下がってくるか。 とりあえず同意しておいて、さらりと流せば良いものを・・・。 まあ、よい。 では今回は、『Master of Epic』の成長システムについて話をするとしよう。 |
お願いします、テクテス先生。 |
ひょっとして・・・私の助けが必要なのかッ! |
・・・やっと始まりそうね。 |
スキルの成長 |
『Master of Epic』のキャラクターの成長は、経験値をためてレベルアップして行く 「レベル制」ではない。自分が取った行動に応じたスキルが成長して行く、 「スキル制」のゲームなのじゃ。 たとえば、泳いでばかりいれば「水泳スキル」が、 料理をたくさん作れば「料理スキル」が上昇する。 |
たくさんの敵を倒せばレベルが上がって、全体的に強くなっていくんじゃ ないんですか? |
そうではないぞ。 戦いを繰り返していれば、その戦いで使用するスキルは上がっていく。 しかし、使用していないスキルは、いつまで経っても成長しないのじゃ。 |
ということは、育てたいスキルを自分で決めて、それを鍛えていく必要が あるんですね? |
そうじゃ。 そもそも鍛えてもいないものが、勝手に成長していく訳がないだろう? ・・・もちろん私は、レベル制のゲームも大好きだぞ。 |
そのフォローは欠かせませんね。 でも、わたしは初心者だし、スキルをうまく育てていく事ができるかなあ・・・。 そもそも『Master of Epic』には、どんなスキルが登場するんですか? |
ひょっとして・・・私の助けが必要なのかッ! |
『Master of Epic』のスキルには、こんなものがある! |
では、スキルの一部を紹介しよう。 ゲーム中のスキルウィンドウの画像を見て欲しい。 |
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スキル制を楽しむコツとは? |
いろんなスキルがあるんですねえ。 ・・・でも、たくさんあるから、どれを鍛えていいか迷っちゃうわ。 |
いやいや、最初のうちは、気にせずに普通にプレイしておれば良い。 そのうちに「鍛えるべきスキル」が何か、分かってくるだろう。 ・・・「やりたい事」というべきかな。 |
やりたい事が見つかったら、それに必要なスキルを鍛える、という事ですね? |
うむ。いつも的確な相づち、ご苦労じゃな。 そもそも最初からすべてのスキルを鍛えようとする方が、無理というもの。 |
つまり初心者へのアドバイスは・・・ 「最初のうちは、スキルの事は気にするな」じゃ! |
・・・それって、アドバイスなんですかあ? |
むむう・・・ なかなか鋭い指摘。 さすがは私の娘じゃ! |
でも、気にせずに進めていけば、何とかなるって事かしら・・・。 何だか、わたしにもできるような気がしてきたわ! |
せっかくのジョークが無視されることほど、ツライ仕打ちはないな。 じゃが、最初はスキルの事は気にしない、というアドバイスは、ジョークでは ないぞ。 ・・・まあ、成長システムには「シップ」という概念もあるんじゃが、それはまた 別の機会に話すとしよう。 |
シップ? なんですか、それは? |
次の機会に話すと言ったはずじゃ。 そういう場合は、深く掘り下げずに黙っておるものじゃ。 |
なんですか? 待てないので今、教えてください! |
・・・おお! もうこんな時間じゃ。 帰って猫ちゃんにエサをあげねばならん。 今日はこれまでじゃ! |
・・・もう終わりですかあ? |
一度に詰め込もうと無理をしてはいかん。 少しずつ、頭に入れていくのじゃ! では、話の流れとは関係なく、決めのセリフと行こうかのう! |
次は逃げずに、教えてくださいね! |
ひょっとして次回も・・・私の助けが必要なのかッ! |
※ | 掲載日 : 2004.03.09 改訂 : 2005.02.09 |