ヒック…うぃ…げふっ…アイタタタタ…。 |
せんせ、どうしたんですか? |
おぉ、イーリンか…。今日の初心者教室は、休みにしてくれんかの? |
えーどうしてですか? |
昨夜、呑み過ぎてな…。 イーノス様が付き合え、付き合え言うから、仕方なく…。 |
イーノス様って、お酒を呑まれませんよね…? せんせ、嘘ついてませんか? 何でもコグニートの素敵なお姉さまと衝撃的な出会いをしたとか、しないとか…。 |
…ま、まぁな。ドラマチックな出会いじゃった。カッカッカッカッ! |
ついでに、せんせが失恋したとか、しないとか…。 |
クッ…どこのどいつだ、そんな噂を流したのはッ! |
えーと、あたし新しいチャット友達ができたんですぅ♪ 今度は本当に格好いいコグニートのお兄さんですよ! 彼に聞きましたー。ちょっとした噂になってるみたいですね。 |
この歳になって恋に破れるってのは、思ったより辛いぞ…。 いろんな意味で、ギリギリ崖っぷちじゃからなッ! |
(うわぁ、せんせ落ち込んでるなぁ…) ひょっとして、あたしの助けが必要ですかッ!? |
今は、いい。 (傷口に、塩とワサビを同時に塗りかねんからのぉ…) 今日の分は早く終わらせて、また呑みに行くわいっ! |
せんせ? 恋も仕事も、投げやりは良くないですよ? |
…はい。 |
パーティについて |
人生という名の元で組む、2人きりのパーティは難しいな…。 んが、『Master of Epic』では、気の合った者同士のグループで旅をする事が できるんじゃ。 これを、パーティを組むと言う。 |
具体的に、パーティを組むメリットは何ですか? |
うむ、まず冒険できるエリアが広がっていく。 入った途端に殺されていたエリアへも、仲間と協力して戦うことで 切り抜けられるようになる。 例えば、アマゾネス達の本拠地である【ヴァルグリンドの巣穴】もそうじゃろな。 |
あそこの姉さんたち、怖いんですよね。 入った途端に襲ってくるんだもの…。 |
あのオバさん達は、気が立っておるからのぉ…。 パーティを組むと、仲間の状態が一目で分かる。 死にそうになっている仲間をサポートしたり、パーティ専用の チャット・チャンネルを使って情報交換などがスムーズにできるようになるぞ。 |
体力が減ったメンバーを回復したり、攻撃をサポートできるんですね。 |
うむ。協力して倒す訳じゃから、敵から奪ったアイテムやGoldの分配を どうするのか事前にきっちり決めておいた方がいいだろう。 Goldに関しては「第7回」で説明した [オプション] の [拾得金自動分配] が 便利じゃ。 アイテムの分配に関しては、よーく話し合って決めたほうがいい。 |
そうですね、せっかく仲良くなれたのにモメたくありませんよね。 |
もちろん、パーティを組まない者同士で協力し合って敵を倒しても良い。 が、初心者にはパーティ・プレイをお勧めするぞ。 |
慣れないうちは、教えあえる仲間が居るだけで心強いですよね♪ |
パーティの誘い方・組み方 |
パーティの目的とメリットを話したところで、具体的な誘い方や組み方を 説明していこう。 |
あたしは、美形のお兄さんが居るからいいんですけど…。 ゲームを始めたばっかりの人は友達も少ないですし、パーティを組みにくい ですよね? |
そんな人たちに利用して欲しいのが、「Menu・1ページ目」の8番目にある
[ゾーン情報] という機能じゃ。 ここでは、そのゾーン内にいるプレイヤーの名前や職業、メッセージ等が 表示される。 |
自分が居るエリアで、どんな人たちが活動しているのか一目で 分かっちゃうんですね。 |
うむ。そこで [EDIT MY MEMO] というボタンをクリックしてみよう。 そうすると、自分は今どんな状態なのか。選べるようになるぞ。 |
[パーティ参加希望] とか [メンバー募集!] とかを選べばいいですか? |
そうじゃな。更に、その下に [Memo] という欄があるじゃろう? そこに自分のメッセージを書き込む事ができる。 さらに他の人が書いた [Memo] は、ゾーン情報の他に「Menu・1ページ」 1番上にある【調べる】で、相手を調べたときにも見る事ができるぞ。 |
コレは、ちょっとした自己アピールにもなりますね。 あたしも [Memo] を追加します♪ 【一緒に旅しませんか?格好いいお兄さん希望】 …こんな感じでいいですかね? |
お前もミーハーじゃのぉ。大体な、顔で選ぶってのは良くないぞ? いや、だからワシも今回は失敗した訳だが…モゴモゴ。 |
あっ!先生、Mainバーの左端の下側に
[PT勧誘] という文字が点滅して ますが…? |
おっ、誰かパーティに誘ってくれたんじゃな。 せっかくだから、受けてみたらどうだ? |
はい、クリックしました。 |
画面の左側に、パーティメンバーのステータスバーが表示されただろう? そこで、メンバーの状態が一目で分かるぞ。 |
あれ? 水色の文字で話かけられたんですけど…コレは何ですか? |
それは、「パーティメンバー専用のチャット」じゃな。 [Enter] キーを押して、チャット・バーを表示させよう。 バーの上に表示されているボタンの [PARTY] を選択して話すと、参加できるぞ。 [会話] ウィンドウを表示させる事を忘れるなよ。 |
ギャハッ!ギャハッ!ギャハハ〜ン! ね、ね、やっぱりオレなの。オレだと思ったでしょ? ギャハッ!ギャハッ! |
まぁな…何となく予想はしておったが…またキサマかッ! |
だってよぉ、イーリンちゃん、あれっきり会ってくれないだもんなぁ。 そりゃ、オレだってキツイ事を言っちゃったけどさ、水くさいじゃん? |
ふっふーん、今日のあたしは余裕ありますよ! だって、格好いいお兄さんとお知り合いなんだもーん。 こんど紹介したげますね♪ |
エッ……イーリンちゃん、新しい彼氏ができたの? オレというステディが居ながら…嘘だろ、嘘だよなっ? |
いーえ、新しい彼氏なんです♪ |
いっちゃんよ…今のワシには、お前の気持ちがよっく分かるぞ…。 |
ジ…ジジィ。おでの気持ちを、分かってくれんのか!? 付き合っている女に裏切られた、おでの気持ちがぁぁぁ! |
あたし、ガニ股さんとは付き合ってませんよぉ〜。 やっぱりぃ、彼氏にするなら美形ですよ、美形♪ |
おんどれぇー顔だけで男を選ぶなッ! 心意気とか、そういう、なんていうか、その…熱い部分を見ろやッ! |
いっちゃんよ…。 ワシらの良さが分からぬヤツは、放っておくのがイチバンじゃ。 |
おで…生まれて初めてフラれだよ…。 グヒッグヒッグヒッグヒッ…。 |
そう泣くな…長い人生、下り坂もあるんじゃよ…。 これから一緒に呑まんか?今日は語り明かそう、な? |
今日は、ジジィの胸で泣かせてぐでよ…。 グヒッグヒッグヒッグヒッ…。 |
イーリン。その格好いい兄さんと、この教室を続けてくれ…。 |
今度こそ覚えてやがれ、このヤドカリ頭! アイルビーバッキュ! |
わーい。次回は、格好いいお兄さんとラブラブです♪ へへへ。 |
※ | 掲載日 : 2004.04.20 改訂 : 2005.05.13 |